①【まずは軽くブラッシング】
まずは革の表面を軽くブラッシングして、革に付いたホコリや汚れを取って下さい。
日常的なメンテナンスであればこの時点でお手入れ完了です。
革の汚れを定期的にブラッシングで取り除いてあげることが一番重要且つ、簡単なお手入れになります。
定期的なブラッシングは革の表面の汚れを取り除くだけでなく、革の刺激にもなり自然な艶が蘇ります。
色々高価なクリームを塗り込むよりもまず第一にブラッシングが重要だと認識して下さい。
デリケートな革には毛先が細く柔らかい馬毛のブラシがオススメです。
②【頑固な汚れにはリムーバーを使用】
ブラッシング後にも残っている強固な汚れにはステインリムーバーを使用します。
Maison Methuselahでは、M.モゥブレイのステインリムーバーをオススメしています。
M.モゥブレイのステインリムーバーは、革に滲み込み、汚れや脂分、塩分、古いクリームやワックスを浮き上がらせる効果があります。
ステインリムーバーで汚れを落とすことで革本来の通気性を取り戻し、革をリフレッシュします。
*①のブラッシングで綺麗になればこの工程は必要ありません。
③【革に適度な保湿・栄養を与えるデリケートクリームを使用】
革の汚れを取り除いたあとは、革に適度な保湿・栄養を与える必要があります。
Maison Methuselahでは、M.モゥブレイのデリケートクリームをオススメしています。
あまり多く塗るとシミやカビのトラブルが発生することがあるので、とても薄く塗るのがコツです。
少量のデリケートクリームをブラッシングで革全体になじませて下さい。
クリームによるお手入れは、頻度が多ければ多いほど良いわけではありません。
使用環境により様々ですが、普通は2~3ヶ月に一回やれば十分です。
また、購入当初の革製品は店頭に長く置かれてお手入れされていない可能性があるので、使用前にデリケートクリームによる保湿をしておくのも効果的です。
また、水性染料のアニリン染めで仕上げらた革製品はシミになりやすく、お手入れ用品選びも慎重さが必要になります。
アニリンカーフクリームは、デリケートクリームと比較して蝋分を含んでいます。
潤い補給と蝋分による艶出しが行なえるのが特徴です。
クリーム塗布後、クロスによる乾拭きを行うことで適度に艶を出すことが出来ます。
*革にダメージを与えないよう軽く軽快に乾拭きして下さい。
いかがでしたか?
たった3ステップで、誰でも簡単にお手入れ可能です。
特に手縫いの革製品は丈夫で、とても永く付き合えます。
適切なお手入れで、永く、美しくあなたの大切な革製品を維持して下さい!
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“【だれでも簡単3ステップ】デリケートな革製品のお手入れ方法について” に 2 件のコメント